「丸亀製麺」のトリドール／マレーシアでヌードルブランドのFC化開始

トリドールホールディングスは2020年12月、傘下グループ企業「Utara 5 Food＆Beverage」が展開する東南アジアで人気のヌードルブランド「Boat Noodle（ボートヌードル）」を、マレーシアでフランチャイズ事業としてスタートしました。

「Boat Noodle」は、もともと水上マーケットで食べられていたスープヌードルが原点となっており、食べたい分だけを注文し、食べ終わった器を積み上げながら食べ進めるスタイルが特徴です。また、デザイン性が高く、ヌードルにはこだわっているのに、1杯100円未満からと、リーズナブルな価格設定が、若い女性を中心に人気となっています。

イスラム教徒が東南アジア諸国に多いため、Boat Noodleではポークフリーの豚肉を使わない料理を提供しています。今後はイスラム教国圏へも視野に入れており、ハラル規格も取得予定となっています。

2016年2月に同社グループ入りし、現在、マレーシア国内で35店舗、その他の東南アジアで6店舗の計41店舗を出店しています。

従来、マレーシア国内では直営、その他の国ではFCによる出店を行ってきたが、マレーシアでのさらなる出店強化を目的に、FC化を決定しました。

マレーシア初のFC展開がクアラルンプールで11月にオープンし、2021年には同国内に10店舗を新規出店する予定です。

トリドールホールディングス「Boat Noodle」

現地のBoat Noodleサイト（マレーシア）