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  • 2025.09.17

アエラホーム、「まちの建築家プロジェクト」第4弾として3つのセミオーダー住宅を発売開始

テーマは「永く住み続けることができる本当の価値のある住まい」。建築家との協働で“手の届く建築家住宅”を提案

アエラホーム、「まちの建築家プロジェクト」第4弾として3つのセミオーダー住宅を発売開始

注文住宅・規格住宅、リフォーム、フランチャイズ、不動産事業を展開するアエラホーム株式会社(本社:東京都千代田区/代表取締役社長:中島 秀行)は、建築家とつくる新シリーズ「まちの建築家プロジェクト」において、第4弾となるセミオーダー住宅3プランの販売を開始しました(発売日:2025年9月12日[金])。

本プロジェクトは、アエラホーム主催の建築コンペティション(テーマ:「永く住み続けることができる本当の価値のある住まい」)で寄せられた112作品から21作品を選出し、順次商品化するものです。今回、新たに3名の建築家によるプランをラインアップに加えました。

発売の背景

建築家住宅は多くの人にとって憧れでありながら、依頼の手間やコスト面のハードルが高く、身近とは言えませんでした。アエラホームは、建築家の独自性と当社の高い住宅性能(外張W断熱など)を組み合わせ、価格を抑えつつ品質とデザインを両立する“セミオーダー”という形で、建築家住宅をより多くのユーザーに提供。

商品概要

第4弾・商品詳細

1|牛島 隆敬「多様な居場所で環境を感じる暮らし」

外張W断熱で家全体の温度差を小さく抑え、住まいの随所に“居場所”を計画します。家族とつながりながら一人時間も楽しめる構成です。屋根形状に沿った斜め天井が生む伸びやかな空間、シンプルな平面計画がもたらす親しみのある外観も特徴です。広いテラスや縁側にはフックを設け、植物やタープで外の環境を楽しめます。屋根への太陽光パネル設置にも配慮しています。

牛島 隆敬

【建築家プロフィール】
牛島 隆敬/1985年生まれ/滋賀県米原市/牛島隆敬建築設計事務所(https://usjm-arch.com/)
「地域や環境、予算など多様な条件の中でも、デザインは暮らしを豊かにします。長く愛される家を目指しました。」

2|梶岡 良多「廻る家」

4つの“凸”ユニットを90度回転させて組み合わせ、中央に余白を残す十字型の空間を積層。凸ユニットは45種のバリエーションから各階4つずつ選択でき、12の選択で唯一無二の住まいが立ち上がります。ライフステージの変化に応じて距離感を調整できる“互換性”を備え、住み継ぐ価値を追求します。

梶岡 良多

【建築家プロフィール】
梶岡 良多/1988年生まれ/広島市/梶岡良多建築設計事務所(https://kajiokaryota.com)
「要望や環境、法規との一期一会を大切に、住むほど魅力が増す粋な空間を目指しました。」

3|志藤 拓巳「『外』とすごす家」

外張W断熱で安定した室内環境を確保しつつ、引き違い窓で室内外を一体化。コンクリート金ゴテ仕上げの奥行きあるテラスは、多目的に使える“外の居間”です。緩やかな勾配屋根と深い軒が街並みに馴染む外観をつくり、吹抜けとハイサイドライトが明るくのびやかなLDKを形成。ラインの揃った内装計画でノイズを抑え、複数の小さなワーク&スタディの居場所を散りばめ、家族それぞれのライフスタイルに柔軟に対応します。

志藤 拓巳


【建築家プロフィール】
志藤 拓巳/1993年生まれ/東京都目黒区/株式会社Tacta建築設計事務所(http://tacta.jp/)
「光や風、地域性など外部環境を楽しめる、風土に寄り添う家を目指しています。」

編集部コメント

建築家×セミオーダー」は、単価アップと差別化を同時に実現できます。価格競争に陥りがちな規格住宅に対し、設計物語(居場所の多様性/外と暮らす/長期適応)を一体で提供。

少子高齢化と人口減少で「家を建てる人」自体が減り、可処分所得も二極化しています。ハウスメーカーは一つの商品で全方位を狙うのではなく、価格訴求と高付加価値を両輪で回す商品戦略が増えてきそうです。

フランチャイズマッチ編集部

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