- 2021.03.11
- 2021.04.06
株式会社BD 「KITSUNE」

第1回フランチャイズビジネスEXPO(2021年1月15日 ~ 1月17日)取材
関西を中心に展開中のカジュアルな天ぷら屋さんの居酒屋KITSUNEを展開している株式会社BDの福尾光連様にお話を伺いました。
Table of Contents
はじめに、KITSUNEの特徴や強みを教えてください。
私たちの展開している「KITSUNE」は、カジュアルな天ぷら屋さんというコンセプトで、愛知県を中心に展開している、居酒屋のフランチャイズブランドです。
「私たちのお店から街を作る」を企業のコンセプトとして、この「KITSUNE」をきっかけに新たなクリエイティブを発掘・創出し、街に新しい価値観を生み出すことをミッションとしています。
「KUTSUNE」の主力商品は「とり天」です。ヘルシーでこだわりの米油で揚げることでジューシーに仕上がり、幅広い年代の方に支持されている主力メニューです。
また、新メニューの開発にも力をいれており、オリジナル天ぷらや、四季折々の具材を使用した季節限定天ぷらなど、豊富なラインナップで、いつ来てもお客様を飽きさせないメニューが揃っています。
メインターゲットは若い女性で、天ぷら屋さんというと5000円前後の価格帯中心で「高い」イメージがありますが、「KITSUNE」では価格帯を2500円〜3000円とリーズナブルに設定しております。
また、店舗の内装はとてもカジュアルで、女性一人でも訪れやすく、お酒も楽しむことができます。 出店は愛知県を中心に全国で20店舗展開しています。直営とFCの割合は50:50で、昨年(2020年)9月に東京の高円寺に20店舗目の「天ぷら酒場KITSUNE高円寺店」をオープンしました。
コロナ禍での加盟店の状況はいかがですか?

テレビやニュースなどで報道されていますが、飲食店業界はこのコロナによって、営業時間などの制限も受けており、大きな打撃を受けています。
当社では、昨年から本格的にバーチャルレストラン事業への展開を行い、Uber Eatsや出前館をはじめ、10業態以上の宅配代行サービスで展開しております。
「デリバリー」需要はコロナの影響で大幅に増えており、2019年から2020年にかけて15%以上も増加しました。現在では約50%弱の人々がデリバリーを利用するようになりました。
こういった世の中の動きに、柔軟に対応しながら、リアルとデジタルの両立したビジネス展開をしていくことが、今後の飲食店業界には必須となります。
FC加盟店向けのサポート体制を教えてください。

社員やアルバイト育成に関しては、画像や動画ベースのマニュアルを導入しています。研修資料などはペーパーレスのクラウド管理で、従業員は研修内容をいつでも振り返ることができます。
販促に関しては、弊社はWEBコンサルティングが強い会社です。グルナビ、ホットペッパー、食べログでは、検索上位に掲載されるノウハウを持っており、予約体制も万全です。
また、飲食に特化したインフルエンサー、ブロガーを活用した、SNSでオープン告知なども行うことができます。
オープンからしっかりとしたスタートを切ることができる体制が整っています。
今後の展開について教えて下さい。

昨年、初の東京店舗をオープンすることができました。業態としては、これからますます事業を拡大していけるビジネスです。上場も視野に入れており、今後は展開エリアを拡大し、3年後には全国50店舗を目指したいと思っています。
取材を終えて
KITSUNEの飲食店ビジネスのお話を聞かせていただきありがとうございました。
現在はコロナの影響で、飲食業界は大変な状況ではありますが、そんな中でバーチャルレストランに注力するなど、本部の方たちの天ぷら屋居酒屋から街を活気づけていきたいという思いがとても伝わってきました。
また、営業利益が出やすいという点、しっかりとした研修制度、本部のサポート体制が整っていて、初めて出店される方も安心して運営していけると思いました。
KITSUNE(株式会社GB)オフィシャルサイト
https://luago-jp.com/fc/